ダメ社員の多くはダメ社員を演じていることが多い。

時間にルーズで、
ブヨブヨの身体で、
髪の毛は脂ぎっていて、
嫌な汗の臭いが立ち込め、
シャツの襟はヨレヨレで黄ばみ、
安い靴からは悪臭が立ち込めている。

 

どうだろうか?

典型的なダメ社員像にあなたは少しでも当てはまっていないだろうか?
俺たちは脱出しなければならない。
そのダメ社員像を。

じゃあどうする?
どうすれば脱出できる?

 

今回は演劇の方法を紹介する。
現代演劇の方法として主に2種類ある。

 

俺自体は演劇とは程遠いい場所にいるが、
この2種類の方法を知ったっとき、目から鱗だった。

 

なぜなら俺たちはこの世界で役を演じているからだ。
勝手に周りから与えらえた役を演じている。
多くの場合、その役は俺たちが演じたい役ではなく、
周りから勝手に与えられた役なんだ。
小さい頃から徐々に与えられた役。
俺たちが望んでいない役。
俺は人の映画で生きるなんて真っ平ゴメンだった。
それはお前らも同じだろう?
この世界は俺たちが主人公のはずだ。

 

これから紹介する2つの方法が、
あなたの役作りの参考になれば幸いだ。

 

 

メソード演技

これはリー・ストラウスバーグさんが広めた演技方法。

これを使った役作りで有名なのは、

マーロン・ブランド、アルパチーノ、ロバートデニーロ、ダスティン・ホフマン、ジャック・ニコルソン・・・

そうそうたるメンバーが利用している。

 

大雑把に言うと、この演技方法は内面から構築していく演技方法だ。

 

与えられた役の内面に自分が入っていく。

役に心理的にもなりきることで、

役を演じる方法。

だからアドリブに強い演技と言っていい。

精神的に同調することで役を演じるのだ。
本当に役になりきることで、役者としては弊害も多い。
役になりきってしまうため、仕事を終えてもその人の行動をとってしまうのだ。
デニーロクラスになると私生活でも役を演じ続けてしまうため、
専属の精神科医がいるそうだ。

 

 

心理的身体的訓練法

これはメソード法とは逆に、周りの環境を役にあてはめる方法で
マイケル・チェーホフが広めた。

もう少し乱暴に言うならば、
演じる役が派手な格好を好む性格ならば、
派手な服を着て演じる。

うつ病患者の役ならば、
頭にフケをためて、目やにをつけ、うつむいて生活をする。

流行に敏感で明るい社長を演じるのならば、
流行っている服を着飾り、社交的な態度をふるまう。

メソード演技が内面から役作りするのに対して、
心理的身体的訓練法は外面から役作りをする。

社畜時代にこの方法論を知って、
俺はなりたい人物像を紙に書き、
内面と外面からの挟み撃ちで役を演じることにした。

社畜のみんなはどうだろう?
社畜の役を演じてはいないか?

この世界は誰のものでものない、
自分のものなんだぜ。

自分が主人公の役を演じよう。

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